家系図と集合写真でつなぐ、家族の歴史
「先祖代々の写真を、親族が元気なうちに渡しておきたいんです」
O様から最初にいただいたご相談でした。
ご自宅には、ご先祖様から現在まで続く、たくさんの写真が残されていました。
その一枚一枚には、家族の歴史が刻まれています。
けれど、その歴史を知っている人は年々少なくなっていきます。
だからこそO様は、「今のうちに残しておきたい」そう思われたのです。
7〜8年かけて整理した写真
お話を伺って驚いたのは、写真がすでに丁寧に整理されていたことでした。
誰の写真なのか。いつ頃の写真なのか。どんな関係の方なのか。
7〜8年もの時間をかけて、少しずつデータ化されていたのです。
その整理されたフォルダを見ながら、「家族の歴史を残したい」という強いお気持ちが伝わってきました。
初めてお会いした時、O様は笑いながらおっしゃいました。
「ここまでは出来たんだけどねぇ」
写真のデータ化は終わった。でも、その先が進まない。
整理した写真を、親族が見返せる形にまとめる時間が取れない。
そんな時に、こころBOOKを見つけてくださいました。
実は写真整理は、データ化までは頑張れても、
多くの写真から「選ぶ」「編集する」という工程は時間もかかり、難しいものです。
家系図を見た時の衝撃
O様は写真だけでなく、家系図と年表も作られていました。
ご先祖様から現在のご家族へ。
枝分かれしながら広がっていく家系図を拝見した時、私は思わず見入ってしまいました。
そこには、一つの家族が何世代にもわたって紡いできた歴史がありました。
今回の写真集は、単なるアルバムではなく、「家族の歴史を未来へ引き継ぐ一冊」になると感じた瞬間でした。
「生きていたら108歳の父に」
たくさんの写真の中から、一枚一枚、丁寧に選んでいく時間。
その中で見つかったのが、肩を組んで写る、ご両親のお写真でした。
私は、このお写真を見た時、“親族の歴史”だけではなく、“ご両親への感謝”をかたちにする一冊でもあるのだと感じました。。
「ご両親は、どんなことが好きだったのか。」
「どんな想いで生きてこられたのか。」
写真だけでは伝わらない想いを、言葉がそっと補ってくれる、そんなページになりました。
写真集制作のお話を重ねていく中で、O様が、そっと話してくださいました。
「生きていたら、108歳の父に」
1995年(平成7年)、86歳でご逝去されたお父様。
それから20年以上経ってもなお、大切に想い続けていらっしゃるお気持ちに、胸が熱くなりました。

集合写真に写っていたもの
特に印象的だったのは、
親族が集まった集合写真でした。
O様のお父様のご意向で、ご親族は定期的に集まっていたそうです。
写真には、「親族の絆」「時代の流れ」「成長していく子どもたち」そして「家族の歴史」が写っていました。
制作時には、すでに亡くなられた方も多くいらっしゃいました。
だからこそ、“今、O様がいらっしゃるから残すことが出来る意味” を感じながら制作を進めました。
写真選びで大切にしたこと
・その親族らしさが伝わる写真
・時代の流れを感じられる写真
・できるだけ多くの方が写っている写真
を意識しながら、一枚一枚選びました。
「どの写真なら、親族の方が懐かしく見返せるだろう」
そんなことを想像しながら、ページを作っていきました。
「自分では完成できなかったと思う」
O様は完成後、こんなお話をしてくださいました。
「データ化はしていたけれど、自分ではきっと完成できなかったと思う」
「時間があったとしても、迷路にはまっていたと思う」
写真が多いほど、何を残すかで迷います。
だからこそ、第三者と一緒に進めることで完成することがあります。
また、「こころBOOKは単なる写真整理ではない」とも言ってくださいました。
親族へ渡すこと。
ご両親の供養になること。
思い出を未来へ残すこと。
そして、「対話しながら進める時間そのものが素晴らしかった」というお言葉もいただきました。
完成した30冊の写真集
完成した写真集は全部で30冊。並んだ姿は圧巻でした。
これからそれぞれの親族のもとへ渡っていく。
そう思うと、私も胸がいっぱいになりました。
完成品をご覧になったO様は、しばらく静かにページをめくり、そして一言、
「いいね〜」
と深くおっしゃいました。
その時の表情が今も忘れられません。
写真集は、「未来の会話」を残すもの
この先、親族が集まった時、写真集を囲みながら、
「懐かしいね」
「あの時こうだったね」
そんな会話が生まれるかもしれません。
写真集は過去を残すものではありません。
未来の会話を残すものです。
そして、家族の歴史を次の世代へ手渡すものでもあります。
家族の歴史を、“見返せる形”で残しませんか?
スマホやパソコンの中に、大切な家族写真が眠ったままになっていませんか?
家族の写真は、時間が経つほど価値が大きくなります。
でも、「誰なのかわからなくなる前に」「話を聞ける人がいるうちに」残しておきたい記憶があります。
こころBOOKでは、写真を整理するだけではなく、ご家族の想いを伺いながら、未来へ受け継がれる一冊を制作しています。
こんな方に選ばれています
・家系図を形に残したい方
・親族へ写真を渡したい方
・家族史を作りたい方
・親や祖父母の人生を未来へ残したい方
・終活として写真整理を考えている方
・家族の絆を次世代へつなぎたい方
「写真を残す」ではなく、「家族の歴史を未来へ渡す」。
それが、こころBOOKがお手伝いしたいことです
あなたはどんな言葉を
残しますか?


